欧州向け原油 リビア、ロシアに取って代わることができるのは5~7年後の可能性

リビアのオウン石油・ガス相は、欧州向け原油について、現時点でリビアがロシアに取って代わることはできず、もしそれが可能だとしても、5~7年後になるとの考えを示した。
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オウン氏は、欧州向けロシア産原油に関するリア・ノーヴォスチ通信の質問に対し、「現時点でリビアが代わりになることはできない」と答え、5年または7年後には可能かもしれないと述べた。
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これに先立ち、イタリアの石油・ガス企業Eniは、ロシア産原油を国際市場からの供給に置き換える方針を明らかにし、ロシアからの原油供給に関する新規契約を一時的に停止したと発表した。
Eniによると、同社が2021年に処理した原油に占めるロシア産の割合はわずか18%で、この分を国際市場における購入で埋め合わせる計画。
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