IAEA によると、ウクライナの専門家らは破壊された電源設備の修復作業を急いでいるものの、現時点で電源復旧は実現しておらず、3月9日以降電源喪失の状況となっている。
そのためウクライナ側はディーゼルエンジンの発電装置で電力を供給し、安全システムの機能を維持しているという。
ロシア国営企業「ロスアトム」社によると、ロシアの専門家らはチェルノブイリ原発の電源復旧、及びザポロジエ原発の物理的保護に向けた指導補助を行っており、現場では主にウクライナ人の作業員が活動しているという。
また、IAEA によると、ウクライナ側はロシア軍がザポロジエ原発を完全に掌握しようとしていると懸念しているのに対し、ロシア側はその主張を退けてているという。
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