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研究者らが挙げる「長寿の基礎」

米国の研究者らが、より長く、より健康に生きるためには、人生を共に生きるパートナーが必要だという結論に達した。研究論文が、雑誌「パーソナリティ・アンド・ソーシャル・サイコロジー」に掲載された。
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研究には、中高年の夫婦154組が参加した。研究者らは、参加したカップルに、1989年から2009年にかけて、5年ごとに研究所を訪れてもらい、研究者の前で夫婦関係に関する最近の出来事について語り合ってもらい、それぞれが気に入っていること、気に入らないことについても話してもらった。研究者らは、夫婦の会話の様子をビデオで撮影し、その分析を行った。会話の内容、表情、声のトーン、ジェスチャーなどから、夫婦それぞれ、また夫婦間のプラスの感情、マイナスの感情を評価した。
その結果、研究者らは、プラスの感情を共有するとき、2人の心拍数はシンクロし、安心感を得られることが分かった。
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そこで、研究者らは、共通したプラスの感情、精神的なつながりのレベルが高ければ高いほど、健康に関する問題が生じるようになるのが遅く、寿命も延び、人生の質が向上するという結論に達した。
ハーバード大学の研究チームが、マヨネーズやマーガリンをオリーブオイルに替えると寿命が延びる可能性があると発表したというニュースは、「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。
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