国営放送への乱入事件、あらゆる厳格さで訴追すべき=露下院議長

ロシア国営第1チャンネルのニュース番組の生放送中に、テレビ局の女性職員が乱入し、反戦を訴えた問題で、ロシア下院のヴャチェスラフ・ヴォロジン議長は、「あらゆる厳格さをもって」この女性を訴追するよう法執行機関に求めた。
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ヴォロジン議長は、SNS「テレグラム」に投稿した中で、「この職員には、ロシア市民、ロシアに対する懸念が微塵もない。法執行機関は、この問題について詳細に調査する必要がある。特殊軍事作戦が行われている現在において、このことは、単なるいたずらで終わらせず、あらゆる厳格さをもって訴追する必要がある」と綴った。
リアノーボスチ通信によれば、昨夜、ロシア第1チャンネルは、生放送のニュース番組に、プラカードを持った女性スタッフが乱入した後、調査を開始したことを明らかにした。
モスクワのオスタンキノ地区裁判所は、15日、公的イベントに関する法に違反したとして、第1チャンネルの女性職員マリヤ・オフシャンニコワさんに3万ルーブル(およそ3万2,000円)の罰金を科した。
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