セルゲイ・ソビャーニン市長は14日、モスクワでは感染状況が改善傾向にあるとして、15日から市内でのマスクの着用義務を解除すると発表した。ロシアでは2020年5月より、交通機関を含む公共の場でのマスクと手袋の着用が義務付けられてきた。手袋の着用義務は翌2021年7月から撤廃されたが、マスク着用は引き続き義務付けられており、違反者には交通機関で5000ルーブル(約5400円)、公共の場で4000ルーブル(約4400円)の罰金が科されていた。