プーチン大統領は、ウクライナ政権は自国の一般市民に何の関心も払っておらず、ウクライナ軍は罪のない人間を墓場まで引きずり込もうとしたファシストのごとく、民間人を無差別に殴打していると指摘した。
「ドンバスでの作戦の一番最初の時点でウクライナ政権には様々なチャンネルを通し、無駄な流血を避けるために戦闘行為には出るな、ただドンバスから自国軍を撤退させろと提案してきた。だが、相手はこれを望まなかった。どうしようもない。これはあちらの決めたことだ」プーチン大統領はこう述べた。
プーチン大統領は、「西側のパトロンら」が殺戮を続けるようウクライナ政権の背中を押していると述べた。
「彼ら(編集:ウクライナ政権)にはさらに新たな武器が供給され、諜報情報が送られ、軍事顧問、傭兵の方面も含めた他の支援も送られている」
「ウクライナは米国、一連の西側諸国からの後押しを受けて、武力行使のシナリオを目指して意図的に準備されてきたのだ。ドンバスでの流血と民族浄化。ドンバス、そしてクリミアへの大規模な侵攻はただ時間の問題だった。そしてその計画をロシアの軍隊が打ち破ったのだ。ウクライナ政権内で準備されたのは戦争だけではない。ロシアに対する、ドンバスに対する暴力も準備されてきた」
プーチン大統領は、ウクライナでの特殊作戦は事前に承認された計画に厳密に則って行われており、キエフ近郊にロシア軍が出現したことはウクライナ占領の意図とは無関係であると断言した。
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