ウクライナでの露特別軍事作戦

「水たまりの水を飲んでいる」マリウポリの住民、ネオナチが街にもたらしたものについて語る

ウクライナ南部マリウポリ在住のガリーナ・スルグチさんは、「ロシアで刑事告訴されているアゾフ連隊のウクライナ人ネオナチは、マリウポリの状況を悲惨なものにしています。民間人は食べるものもなく、水たまりから水を飲まなければならないんです」と語っている。
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スルグチさんは、「心からお願いします。マリウポリに住んでいる人々を助けてください。マリウポリには小さな子どももいれば、妊娠中の女性もいます。人々の元にはすでに食べ物がないんです。何でもいいから助けて下さい」と泣きながら語った。
スルグチさんは「人々は包囲されたレニングラードで(1941〜45年の大祖国戦争で、ドイツ軍は現在のサンクトペテルブルクを900日間包囲した)暮らしているかのようです」「何もない、全くない。水たまりの水を飲んでいる。たき火で調理しているんです」と語っている。スルグチさんによると、ウクライナのラジオはロシアがマリウポリでの人道支援の実施を許可していないと主張している。
ウクライナでの露特別軍事作戦
マリウポリの状況は緊迫:電気は通っておらず、住民の食品備蓄は底をつき、中心部では戦闘が続く
これよりも前、人道支援活動が開始されて以来、ロシア側はマリウポリの住民に450トンの医薬品、生活必需品、子ども向けの食品を引き渡したと報じられた。
ロシアのプーチン大統領は、2月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
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