ウクライナでの露特別軍事作戦

スイス大統領、ウクライナ情勢の和解に関する交渉受け入れの構え示す

スイスのイグナツィオ・カシス大統領は、ウクライナでの紛争を解決し、ロシア政府およびウクライナ政府間での交渉を主催する上で、仲介役を果たす用意ができていると表明した。
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カシス大統領は19日、ウクライナ情勢を受けて開催されたベルンでの集会で「スイスは中立国と人道主義の伝統を兼ね備えている。自由への強いコミットメントを持つ小さな国だ。舞台裏で仲介役を担い、交渉を主催する用意ができている」と述べた
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サイト「swissinfo.ch」によると、集会には数千人が集まった。集会では、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が中継で演説し、対露制裁を支持したスイスに謝意を示した。一方、ゼレンスキー大統領は、数々のスイス企業、特にネスレがロシアで事業を続けているという事実を批判した
スイス政府は2月28日、欧州連合(EU)がロシアのプーチン大統領の資産凍結などの対露制裁を科したことを受け、EUと同様の対露制裁を科すと発表した。永世中立国であるスイスが制裁措置を講じるのは異例のこと。
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