ウクライナでの露特別軍事作戦

対ロシア制裁、米国の核融合炉開発に影響も

欧米諸国の対ロシア制裁は、マサチューセッツ工科大学発のベンチャー企業で、核融合炉開発を行うCFS(Commonwealth Fusion Systems、コモンウェルス・フュージョン・システムズ)のサプライチェーンにも影響を与えそうだ。ニュースサイトAxiosが伝えている。
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同サイトによると、同社は高温半導体分野の問題に直面する可能性があるという。供給者のひとつがロシアと日本で生産を行っているロシア社「SuperOx」だからだ。
ウクライナ情勢をめぐり、多くの欧米企業がロシアでの活動を中止しているが、CFSは現時点ではSuperOX社との取引を中止する意向を示していない。
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CFSはまた、開発炉のエネルギー効率達成目標日を変更しておらず、2025年までに核融合によりエネルギーバランスがプラスになるよう期待している。
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