アシュリー・ケイン/ティモシー・ルデュク組のアシュリー・ケイン選手は演技開始後2分の間で3回転倒。3回目の転倒時に氷に顎をぶつけ、起き上がることができなかった。しばらくの間、氷上に横たわったり座ったりしていたが、間もなく担架で運び出された。ショートプログラム終了時点で2位につけていた米国ペアだが、途中棄権を余儀なくされた。
同選手はインスタグラムにビデオメッセージを投稿。「周りの人々はいつも、今シーズンの良い出来事を思い出させてくれます。今シーズンはとてもよかったので、この状況で自分を責めたり落ち込んだりする必要はないと思っています。自己嫌悪や恥ということも経験しましたが、ありがたいことに私の周辺、チームのおかげでこの状況を客観的に見つめることができ、私の力になってくれています。このことに感謝しています。今後、すべて順調にいくと思います。ただ、今はご覧のように脳震盪を起こしているので私の感情は限界にあるようです」と語った。
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