ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ特殊作戦 第1段階の主要な課題は遂行 ドンバス解放に集中できる=ショイグ露国防相

ロシアのショイグ国防相は29日の会合で、ウクライナにおける特殊作戦について、全体として第1段階の主要な課題は遂行されたとし、特殊作戦でウクライナ軍は重大な損害を受け、空軍と防空システムはほぼ破壊され、海軍は「存在を停止した」と述べ、これでドンバスに集中することができると指摘した。
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またショイグ氏は、ウクライナでの特殊軍事作戦は目的が達成されるまで続けられるとし、ウクライナで住民や傭兵に無制御で武器が配布されている状態は、今後、欧州の人たち自身への脅威をつくりだす可能性があり、ウクライナは「考えずに」多くの武器を使用しているとの見方を示した。
ショイグ氏はまた、過去2週間でウクライナでは約600人の傭兵が殲滅され、500人以上がウクライナから去ったと伝えた。
ショイグ氏は、第三国からの軍装備品の供給について「NATO(北大西洋条約機構)がウクライナに戦闘機や防空システムを供給した場合、ロシアは適切に対応する」と述べた。
ロシアのプーチン大統領は、2022年2月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
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