バイデン氏は、記者の質問に次のように答えた。
プーチン氏の頭の中で何が変わってしまったのかはわからない。プーチン氏の行動は変わった。我々が会談した内容について思い出してください。我々は戦略的対話の確立、NATOとロシアの関係、透明性を高める方法などについて話した。普通の議論だった。
バイデン氏は、当時のプーチン氏との対話を「昔、若い上院議員だったとき」のソ連のアレクセイ・コスイギン首相との会談と比較。「変わったことは何もない、近いこともない、これを想起させることもない」とした。
また、バイデン氏は、西側の指導者らとウクライナ問題について協議している間に、プーチン氏はウクライナに対する要求を一段と厳しくしたと主張している。
ウクライナにおけるロシア軍の行動により、ここ数週間、バイデン氏は、プーチン氏を「戦争犯罪者」や「人殺し」と呼び、27日にポーランド・ワルシャワで行われた演説では「権力の座にとどまり続けることはできない」と発言した。
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