ウクライナでの露特別軍事作戦

ゼレンスキー大統領、露ベルゴロド市の石油基地に対する攻撃命令を認める

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米Foxニュースの取材に応じた中で、ウクライナと国境を接するロシア南部のベルゴロド市にある石油基地「ベルゴロドネフチェプロダクト」に対して攻撃命令を下したことを認めた。
この記事をSputnikで読む
ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍の攻撃ヘリによる作戦の詳細については議論することは避けたものの、大統領の命令により攻撃が行われたと発言した。ゼレンスキー大統領はロシアの石油基地に攻撃命令を下したかとの質問に対し、次のように発言した。
私は最高司令官として自らの指令を議論するつもりはない。軍が私と会話しているときにだけ共有できるものがある。
ウクライナでの露特別軍事作戦
ゼレンスキー大統領、ウクライナ側に転じるよう中国に呼びかけ
先にロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官はウクライナの攻撃ヘリMi-28が2機、低空飛行でロシア領に侵入し、国境付近にあるベルゴロド市の石油基地に空爆を行ったと発表した。コナシェンコフ報道官によると、この施設からは民間輸送用の燃料が供給されており、この基地はロシア軍に関係がないという。
ベルゴロド市長によると、この攻撃で石油基地では火災が発生した。石油基地を傘下に置く「ロスネフチ」は、犠牲者はいないと発表した。また住民への危険もないという。
ベルゴロドでの出来事を受け、隣接するクルスク州では警戒態勢が引き上げられた。
関連ニュース
非武装でキエフ出発の命令を拒否した米傭兵、粛清を恐れポーランドへ逃亡=米メディア
英国、ウクライナにロシアとの合意を締結しないよう勧める=タイムズ
コメント