この協定は、両国は経済面での連携を深め、中国への依存を減らしていくためのものだとみられている。
この協定が合意されると、豪からインドへの輸出品の85%以上が、インドから豪への輸出品の96%が関税撤廃の対象になる。
時事通信によると、オーストラリアのテハン貿易相は3月末、バイデン政権が主導する多国間の経済圏構想「インド太平洋の新たな経済枠組み」について「遅くとも4月か5月に何らかの発表ができると期待している」と明らかにした。この経済枠組みは、米国が中国への対抗策として提唱するインド太平洋戦略の柱の1つ。
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