2000年から2003年にかけて、研究者らは50歳から79歳の年金生活者約4万4000人を対象に聞き取り調査を実施した。
調査では、何らかの運動をしている男性はリスクが低いことが判明したが、その効果は女性には当てはまらなかった。
定期的に「ゆったり」としたペースで運動している60歳以上の男性は、最初の3年間で認知障害と診断される確率が37%、9年後に診断される確率が28%低いことが判明した。
ゴルフは、体力だけでなく知力を鍛えることも必要であり、他のプレーヤーとの交流により社会的関係を保つことができるため、認知症予防にもっとも望ましいスポーツであると研究者は指摘する。
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