ウクライナでの露特別軍事作戦

岸田首相 対ロシア追加制裁検討 ウクライナ民間人多数遺体発見を受け

民間人に危害を加えることは国際法違反であり、日本は国際社会とともにそのような行動を非難しなければならない。日本の岸田首相が、ウクライナ・キエフ州ブチャ市における民間人殺害の報道についてコメントした。
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岸田首相はまた、対ロシア追加制裁を発動するかどうかは、全体的な状況によるとし、日本は国際社会と連携を進めていく考えを明らかにした。
また、松尾官房長官は4日の記者会見で「民間人に対する極めて凄惨(せいさん)な行為が繰り広げられたことが次々と明らかになっている。極めて深刻に受け止め、強い衝撃を受けている」と強調。日本と各国がロシアの侵攻をめぐる捜査を国際刑事裁判所(ICC)に付託したことを挙げ「捜査がしっかりと行われることを期待する」と述べた。
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ロシア国防省は3日、ウクライナ・キエフ州ブチャにおける民間人殺害について、ウクライナ側による非難を否定した。ロシア国防省では、ロシア軍は3月30日に完全にブチャから撤退しており、「犯罪を証明するもの」は、ウクライナ安全保障当局職員が同市に到着してから4日後になってようやく表に出たとしている。ロシア国防省はまた、3月31日のブチャ市のフェドルク市長がビデオメッセージの中で市内にロシア兵はいないと発言したこと、さらに市街における一般市民に対する銃撃について何の言及もなかったことを強調している。
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