ウクライナでの露特別軍事作戦

ブチャ虐殺 米国防総省は「独自の確証は無い」

米国防総省の高官は、ロシア国防省が情報挑発と呼ぶブチャで多数の民間人が犠牲になったという情報について、米国は独自の確証を持っていないことを明らかにした。
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米国防総省の高官が記者団に対して匿名を条件に行った声明をロイターが引用し、次のように報じている。
「ブチャ の残虐行為に関する報告を我々は独自に確証することができない。... 独自に、独立した形で確証することはできない」
ロシア国防省は、ウクライナ当局がロシア軍がキエフ州ブチャで犯した「犯罪」の証拠として公表した写真と動画はすべて「別の挑発」と明言した。ロシア国防省が指摘するように、ブチャがロシア軍の統制下にあった時期、地元住民が暴力行為に遭ったことは1件もない。同省は、3月30日の時点でロシア軍部隊はブチャから完全撤退し、市の北方面の出口は封鎖されていない一方、居住地を含む南部はウクライナ軍による大口径砲、戦車、多連装ロケット砲による砲撃を24時間受けていたと指摘している。
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