Mashが掲載したインタビュー動画の中でマムラシュビリ氏は「では、彼らを占領者 と呼ぶことにしよう。それはロシア兵士だ... 私はグルジア軍団のために皆さんに話 している... 我われはロシア兵を捕虜にすることはない。『カディロフツィ』(チ ェチェン共和国のロシア兵)も同じだ。誰一人として捕虜になることはない」と述べ た。
これは、ロシア兵を捕虜として捕らえることはなく、直ちに殺す計画で、ロシア兵 が生かされることはないことを意味している。
ロシア国家防衛管理センターのミジンツェフ所長は6日のブリーフィングで、ウクライナ側の捕虜になったロシア兵について、「万事大丈夫というわけではない」と考える根拠があり、ロシアは彼らの運命を懸念していると発表した。
ミジンツェフ氏は、ロシアは捕虜交換のためにウクライナ兵251人を地域に送り届けたが、ウクライナは捕虜交換を再び頓挫させたと述べた。同氏によると、当初のリストには兵士251人が記載されていたが、ウクライナ側は1日のあいだに確認、削減を繰り返し、説明もなく捕虜交換を拒否したという。
ミジンツェフ氏は、これらのことを考慮した場合「ロシア側には、捕虜になっているロシア軍兵士は万事大丈夫というわけではないと考える十分な根拠がある」と述べた。
先に、手を縛られた状態で道路に横たわっているロシア兵たちの頭を撃って殺害す る様子を撮影した動画がネット上で公開された。マムラシュビリ氏は、「グルジア軍 団」のメンバーもロシア兵を捕虜にせずに殺害することを確認した。
ロシアのウクライナ特殊作戦の開始以来、ウクライナ兵が死体のわきでポーズをとる 動画や、ウクライナ軍が拷問や殺害を行うという目撃証言がネット上に多く出現して いる。ロシアのRTテレビは、ウクライナ軍の兵士らが一般市民に殴る、蹴るの暴行を加え、 嘲笑している場面を自ら撮影した動画をSNS上に公開した。
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