ブルームバーグは記事の中で、現在のルーブルは「戦前」の状態に戻っていると指摘している(4月6日現在)。また、ロシアに対して実に広範な制裁措置や外国企業の撤退が行われているものの、諸外国が依然としてロシア産石油や天然ガスを消費し続け、ルーブルを支えてロシアの国庫を補充するのであれば、これらの措置はほとんど意味をなさない。ロシアは世界経済から隔絶されているとはいえ、2022年のエネルギーから得られる収益は予測では3,210億ドル(39.4兆円)近くに上る。関連ニュース