沖縄の米軍基地問題

日本の国交省 沖縄県の不承認を取り消し 米軍普天間基地の移設計画

日本の国交省は8日、米軍普天間基地(沖縄県)の移設計画をめぐり、防衛省が申請した設計変更を沖縄県が不承認としたことについて、その不承認を取り消す決定を行った。NHKが伝えている。
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この移設計画では防衛省が建設予定地の設計変更を沖縄県に申請していたが、同県は地盤の調査が不十分であるとしてその申請を不承認とした。
国土交通省はこの問題について専門家に依頼して調査をすすめていたが、8日、沖縄県の不承認を取り消す決定を行った。
この決定について沖縄県の玉城知事は、「裁決書が届き次第、県の対応方針を検討していきたい」と述べた。
日テレニュースによると、松野官房長官は3日、米軍普天間基地の移設先である名護市辺野古を訪問し、建設現場の視察を行った。松野氏は視察後、普天間飛行場の1日も早い全面返還を目指し、辺野古への移設工事を着実に進めるとの決意を新たにしたと記者団に語った。
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