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ロシア最大手銀行 制裁で海外への外貨送金を停止

ロシア最大手銀行のズベルバンクは、制裁のために4月7日から海外への外貨送金を停止した。同銀行の広報がリアノーヴォスチ通信に明らかにしたところによれば、ルーブルの海外送金はまだ可能。
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ズベルバンクは3月、制裁によって3月18日からロシア国内外の他行への米ドル、カナダドル、英ポンド、デンマーククローナ、スウェーデンクローナでの送金が不可能となると発表していた。他の通貨は送金は可能なものの、オンラインアプリによる海外送金はユーロのみ。
しかし、その後、同銀行は米国と英国から封鎖制裁を受けた。このような制裁は通常、その国にある資産凍結や個人、法人との取引禁止を意味する。
ズベルバンクはこの事態を受けて、4月8日、「外国銀行のコルレス口座との外貨取引に関する制裁規制 の発効により、2022年4月7日から外貨での海外送金が不可能となり、銀行支店およびモバイルアプリでの振込は禁止される」と発表した。
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