ウクライナでの露特別軍事作戦

西側諸国はロシア人捕虜の問題に目をつぶっている=露国防省

ロシア国家防衛管理センターのミハイル・ミジンツェフ所長は、西側諸国はウクライナでのロシア人捕虜虐待の問題に目をつぶっているとの見解を表した。
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ミジンツェフ氏は、次のように非難した。

いわゆる「西側の文明諸国」、国連、欧州安全保障協力機構(OSCE)、赤十字国際委員会、およびその他の国際人権団体は、ロシア連邦により提起された人道問題には完全に無関心である。これまでのところ、ロシア人戦争捕虜に対する法外な拷問や残忍な制裁にまつわるロシア側の声明にはまったく反応していない。

ミジンツェフ氏は、4月7日、ベルギー・ブリュッセルでの記者会見で、北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、ウクライナでの戦争犯罪にまつわる全ての報告を調査するよう呼びかけた一方で、「『具体的なことを何も知らないため』、ウクライナの民族主義者によるロシア人捕虜殺害についての映像資料にコメントすることは偽善的に拒否した」と言及した。
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシア人捕虜の虐殺の動画を検証できた=ニューヨークタイムズ
ミジンツェフ氏と同様、アナトーリイ・アントーノフ駐米ロシア大使も、ロシア人捕虜の殺害シーンを映したビデオをニューヨークタイムズ紙が発表し、動画の信憑性を確証したにもかかわらず、米国政権がこれに反応を示さなかった事実について、ウクライナ紛争に対して米国が偏向を持つことを示していると指摘している
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