先に、オーストリアのKronen Zeitung紙は、ネハンマー首相は9日にキーウ(キエフ)を訪問した後、11日にモスクワを訪問する予定であると報じた。同紙によると、訪問については、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長およびドイツのオラフ・ショルツ首相と調整された。ネハンマー首相の側近が指摘したところによると、「橋渡し」の役割を担いたいとしている同首相は、電話会談だけでなく、訪問する必要があるとみている。
ペスコフ氏は「その通りだ」と確認した。
ネハンマー首相は10日、プーチン大統領との交渉で提起する予定の話題について、ツイッターに「我々は軍事的には中立であるが、人道回廊、停戦、そして戦争犯罪の完全な調査が必要だ」と記した。
ネハンマー首相はモスクワ訪問について、既にトルコのタイイップ・エルドアン大統領およびウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に知らせたとしている。9日、ネハンマー首相はウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領、デニス・シュミハリ首相、キーウのビタリー・クリチコ市長と会談した。
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