ロシア産石炭禁輸は「日本経済にも相応の打撃になる」=朝日新聞

朝日新聞は12日、ロシアのウクライナでの特殊作戦を受けて日本政府がロシアからの石炭輸入の禁止を決めたことについて、「日本経済にも相応の打撃になる」と警告した。
この記事をSputnikで読む
朝日新聞によると、日本の2021年のロシアからの石炭輸入額は約2800億円にのぼる。日本は発電用石炭の13%をロシアに依存しているという。
同紙は「禁輸はロシアの軍事力を支える外貨収入を減らす効果が見込める一方で、日本経済にも相応の打撃になる」と警告している。また次のように指摘している。
アナリストが指摘 日本向けロシア産石炭は中国が取得 ブルームバーグ
「石炭は発電用だけでなく、製鉄などの原材料でもある。すでに国際価格は高騰しており、調達先を切り替えれば、電気代の値上がりや企業のコスト増につながる恐れが強い。政府は経済への影響を見極め、必要かつ効果的な緩和策を検討しなければならない」
日本の岸田首相は8日、ロシア産石炭の輸入を段階的に削減し、最終的に禁輸する方針を示した。
関連ニュース
ドイツがロシアからの石炭輸入を120日以内に停止しなければならない=独首相
日本、ロシアからウォッカと木材、石炭の輸入を禁止へ=岸田首相
コメント