3月28日に新型コロナ感染が急拡大し、上海当局はこの2年でもっとも大規模なロックダウンを実施した。現在、多くの住民は、ゴミ出しのための外出も許されていない。
「日常生活に必要な」ものを除き、すべての企業活動が停止となり、輸送もストップした。
食料の購入はオンラインでのみ購入することができるが、その際も配達員との接触は許されない。注文が多いため食料の配達が追い付かず、さらに配達員が足りないことから、多くの市民は食事を摂れずにいる。また、必要な薬を購入できない人もいる。
こうした中、市民らは文字通り自宅の窓から検疫規制に対する抗議の声を上げている。一方、市当局は、感染の拡大状況が改善するもとで、いくつかの地域で規制を緩和することを約束している。
感染予防措置があまりに厳しいことから、市民の中から抗議の声が沸き上がった。
上海市には約2500万人が住んでいるが、都市が完全に死滅したようになっている。現在、ロボット犬が通りを走り回り、通行人に安全規則を遵守するよう呼びかけている。
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