ウクライナでの露特別軍事作戦

米国とは違い、ロシアは化学兵器を保有していない=在米ロシア大使館

在米ロシア大使館は、米国務省のプライス報道官がウクライナでロシアが化学兵器を使用する可能性があると述べたことについて、ロシア軍は化学兵器を保有しておらず、ロシア国内に残っていた化学兵器は2017年にすべて廃棄されたと発表した。またロシア大使館は米国に対し、自国の化学兵器の廃棄プロセスを活性化するよう求めた。
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「米国に偽情報の拡散をやめるよう要請する。その代わりに米国は自国の化学兵器の非軍事化プロセスを活性化するべきだ。米国は今も自国が負った国際的義務を履行していない唯一の化学兵器禁止条約締約国であり続けている。米国の化学兵器の保有量は、人類にとって現実の脅威である」
またロシア大使館は、ウクライナの過激派が化学物質を使用した挑発行為を準備しているというロシア国防省によって確認された情報が懸念されており、これらの化学物質の出どころについても疑問があると指摘した。
米国のブリンケン国務長官は12日、ウクライナでロシア軍が化学兵器を使用したかどうかについて米国は確認できていないが、「実際に何が起こったのか明らかにするためにパートナーと直接対話している」と述べた。
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