新型コロナウイルス

ロシアが新たなコロナ検査法を登録 コロナゲノムの2つの領域を同時に検出

ロシア連邦消費者権利保護・福祉監督庁の中央疫学術調査研究所はウェブサイトを通じて、コロナウイルス・ゲノムの2つの異なる領域を一度に検出できる世界初の検査法がロシアで登録されたと発表した。同研究所は、これにより、偽陰性がでる可能性を減らすことができるとしている。
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中央疫学術調査研究所は、SARS-CoV-2ウイルスゲノムの異なる2つの領域の同時検出を目的とした、世界初の等温性検査薬AmpliSens® SC2-ITを登録した。これは、検出率が高いだけでなく、偽陰性が出る確率を大幅に減らすことに成功している。
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試薬キットは、従来の検査システムとは異なり、遺伝的な多様性の少ないコロナウイルスゲノムの2つの領域を同時に検出することを目的としている。このため、一方のゲノムの部位に大きな変異が生じた場合でも、別の領域でウイルスを検出することができる。
この検査は感度が高いため、従来のPCR検査では検査が出るまで1時間半程度用さていた時間が20~25分程度に短縮される。
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