同氏によると、モスクワの行動を非難するとき、西側諸国は、中国、インド、南アフリカなどの国々が国連総会でロシア側に反対票を投じなかったことを考慮に入れるべきだ。
アロ氏は「事実は、西側がよく他国に二重基準を使用して説教しようとしているということにある。ウクライナでの戦闘は、2003年のイラク侵攻と同じくらいスキャンダラスだと思う。フランスは(当時)米国の侵攻に反対した。しかし、これは二重基準の良い例だ」と語った。
同氏は国連大使として、植民地時代の過去について発展途上国の代表者の間で西側に対する恨みの感覚に直面したと述べた。
同氏は「過去30年間の米軍の侵攻と中国の行動を見てください。中国は過去30年間、他の国に侵攻したことはない。一方、米国による他国の侵攻のリストが長い」と語った。
アロ氏は、西側はおそらくその行動を変えることについて検討すべきだと結論付けた。一方、ホワイトハウスがそれ自体を「世界の自由の標識」と見なしているため、ワシントンの自体の行動を変える能力を疑っていると認めた。
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