リア・ノーボスチ通信が受理した在モスクワ北朝鮮大使館のメッセージでは、「『ブチャでの虐殺事件』は、ロシアのイメージを傷つけ、国際的に孤立させるという不純な目的を達成するために、米国と西側が卑劣な手段を選り好みしないということをはっきりと示した」と強調している。
同国の外交使節団は、反ロシアキャンペーンを「狂暴」なものと指摘し、米国と西側は、ロシア外交官の大量追放とロシアに対する制裁措置を「待ちかねていた」ようだったと述べている。
ロシア国防省は3日、ウクライナ・キーウ(キエフ)州ブチャにおける民間人殺害について、ウクライナ側による非難を否定した。ロシア国防省では、ロシア軍は3月30日に完全にブチャから撤退しており、「犯罪を証明するもの」は、ウクライナ安全保障当局職員が同市に到着してから4日後になってようやく表に出たとしている。ロシア国防省はまた、3月31日のブチャ市のフェドルク市長がビデオメッセージの中で市内にロシア兵はいないと発言したこと、さらに市街における一般市民に対する銃撃について何の言及もなかったことを強調している。
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