シークレットサービス捜査担当副部長のデビッド・スミス氏はCNBCのインタビューで「デジタルウォレットの追跡は、電子メールアドレスと大きな違いはない。デジタルウォレットも送信者と受信者に関連づけられている。誰かがこのウォレットを使って取引を行うと、それをブロックチェーンで追跡して検出することができる」と語った。
資金は、主にルーマニア国家警察と協力して行われた捜査で押収された。ルーマニアで高級品の販売サイトを装った偽サイトがつくられたりオンラインオークションが実施され、米国市民900人が被害にあったという。
またシークレットサービスは、暗号資産を使ったマネーロンダリング(資金洗浄)を行ったり、米企業からビットコインを脅し取ったロシアのサイバー犯罪組織の資金も押収したという。
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