IT・科学

3Dプリンターで世界一のチョコ「印刷」=蘭研究

蘭アムステルダム大学の研究者が3Dプリンターを用いて、世界一おいしいと言われるチョコレートを「印刷」した。同大が公式サイト上で発表した。チョコレートの味覚に影響する要素の一つは、嚙んだ時にサクサクと砕けることだという。
この記事をSputnikで読む
研究者らは、メタマテリアルと呼ばれる人工物質の生成時に使われる技術を用いて、チョコレートの構造に裂け目とS字状の複雑な構造を加えることによって、高品質のチョコレートの構造をより良いものにすると気が付いたのだ。
研究者らはこの研究をまとめた論文を、英科学誌「Soft Matter」に掲載している。その論文によると、チョコレートに特別な「異方的構造」を取り入れることで、チョコレートのあらゆる方向に固さや味の特性に影響を与えるという。
研究者らは今回の研究で、特別な数学モデルを用いてチョコレートを噛んだ時に異なる方向に折り目ができるよう境目を加え、チョコレートの形を最適化できることを明らかにしている。
関連ニュース
ビデオ会議アプリ、ミュート中も音を取得か=米研究
キノコには1万7000種類以上の雌雄が存在する可能性 研究で明らかに
コメント