ただし強風と悪天候で捜索・救助活動は難航しており、遺体が流された可能性もある。時間が経過すればするほど遠方に流されていく可能性があるため、第1管区海上保安本部は「捜索範囲をさらに広げることを検討する。可能性の高い場所を絞りながら、捜していく」「今後、捜索に関する国際的な協定に基づき、ロシア側と調整していく可能性がある」と述べた。
カズワンの乗客は北海道のほか、東京都や大阪府、福島県、香川県など9都道府県から訪れていた3歳から78歳。悪天候が予想されたにもかかわらず出航を強行した運行事業社の責任を問う声が高まっている。
関連ニュース