知床半島での観光船遭難事故 現場海底に一定の大きさの物体が確認

北海道知床半島沖合で発生した観光船の遭難事故で、捜索にあたっていた漁船が海底に一定の大きさの物体があるのを魚群探知機で確認した。NHKが報じた。
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海上保安庁によれば、26日午前、遭難現場とされる斜里町の「カシュニの滝」周辺で、捜索にあたっていた漁船が海底に一定の大きさの物体があるのを魚群探知機で確認したという。第1管区海上保安本部は、現場にダイバーなどを派遣し捜索を行うとしている。
北海道知床沖の観光船事故 意識不明の子ども1人の死亡を確認
事故が発生したのは今月23日。観光船「KAZU 1」が乗客・乗員26人を乗せたまま遭難し、これまでに11人の死亡が確認されている。
日本政府は、同事故で行方不明になっている乗員・乗客の捜索・救助活動について、近接するロシア側と協力していると発表した。松野官房長官は、ロシアと捜索活動に関する情報交換を行っており、関連情報に接すれば提供するとの協力姿勢が示されていると明かした。
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