米国の駐ロシア大使がロシア外相を「核ブラックメール」で批判

ジョン・サリバン駐ロシア大使は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相の核戦争の脅威についての発言を「核のブラックメール」だと批判した。
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サリバン駐ロシア大使はCNNのインタビューで「我々はロシアのレトリックを聞いた。我々はソビエト連邦の時代と同じ方法で、米国に対する核攻撃を阻止する用意がある。核のブラックメールには屈しない 」と表明した。
これより前、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はAl Jazeeraのインタビューで、第三次世界大戦が勃発した場合、それは核であり、非常に破壊的であると述べていた。
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先に米国のロイド・オースティン国防長官は、ウクライナ危機による核戦争は起こり得ないと表明していた。また、オースティン国防長官は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相の核戦争の可能性に関する発言を危険視した。同長官は、こうしたレトリックではウクライナの紛争解決にはつながらないと述べていた。
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