知床半島 海底に船体とみられるものが発見 「KAZU1」の文字確認

23日に北海道知床半島の沖合で乗員乗客26人が乗った観光船「KAZU1(カズワン)」が遭難した事故で、29日午前、海上自衛隊の掃海艇は海底に船体とみられるものがあるのを水中カメラの映像で確認した。日本のメディアが海上保安庁の発表をもとに伝えた。
この記事をSputnikで読む
現場は、知床半島の西側、観光船「KAZU1」から通報があった「カシュニの滝」付近で、水深約100メートルの海底。船体から「KAZU1」の文字が全てが確認された。
事故が発生したのは今月23日。観光船「KAZU1」が乗客・乗員26人を乗せたまま遭難し、これまでに14人の死亡が確認されている。
北海道知床沖の観光船事故 意識不明の子ども1人の死亡を確認
日本政府は、同事故で行方不明になっている乗員・乗客の捜索・救助活動について、近接するロシア側と協力していると発表した。松野官房長官は、ロシアと捜索活動に関する情報交換を行っており、関連情報に接すれば提供するとの協力姿勢が示されていると明かした。
関連ニュース
知床半島での観光船遭難事故 現場海底に一定の大きさの物体が確認
日本 知床半島沖の観光船事故で10人の死亡を確認
コメント