ロシア国防省によれば、マリウポリからは14万2000人以上の市民が避難。街の状況は安定しており、街の復興作業の開始が可能だとしている。マリウポリは2014年4月、ウクライナからの独立を宣言したドネツク人民共和国の管理下に置かれた。人口は同年時点で約45万人で、首都ドネツクに次ぐ第2の都市だった。同年6月、ウクライナの治安部隊がマリウポリに対する管理を取り戻し、その東部郊外はウクライナで最も激しい紛争地の1つとなった。