宇マリウポリ 戦闘で荒廃した中心部
2022年4月30日, 14:20 (更新: 2022年5月6日, 17:29)
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4月21日、ロシア軍はウクライナ東部のマリウポリを管理下に置いたと発表した。2月24日に軍事作戦が開始されて以降、同市ではロシア軍とウクライナ軍との間で激しい戦闘が断続的に行われ、多くの建物が砲撃を受けた。
ロシア国防省によれば、マリウポリからは14万2000人以上の市民が避難。街の状況は安定しており、街の復興作業の開始が可能だとしている。
マリウポリは2014年4月、ウクライナからの独立を宣言したドネツク人民共和国の管理下に置かれた。人口は同年時点で約45万人で、首都ドネツクに次ぐ第2の都市だった。同年6月、ウクライナの治安部隊がマリウポリに対する管理を取り戻し、その東部郊外はウクライナで最も激しい紛争地の1つとなった。
崩壊した建物の空撮写真(28日)
子どもを抱えて通りを歩く女性(28日)
街中心部の大通り(28日)
崩壊した郷土史博物館の内部(28日)
崩壊した劇場(28日)
損壊した美術館(28日)
郷土史博物館の敷地内にある石像(28日)
崩壊した劇場(28日)
街中心部の大通り(28日)
郷土史博物館の敷地内にある、小銃がかけられた石像(28日)
崩壊した建物と教会(28日)
崩壊した劇場の中で瓦礫撤去を行う作業員(28日)