ラブロフ外相は、テレビ局「アル=アラビーヤ」のインタビューに対し、「我々はNATOと戦争状態にあるとは考えていない。なぜなら、これは核戦争勃発のリスクを高める一歩になるからだ」と語った。
ラブロフ外相は、次のような見解を示した。
「残念ながら、NATOはロシアと戦争していると考えているように感じる。NATO、米国、欧州の指導者、特に英国、米国、ポーランド、フランス、ドイツ、そしてもちろん欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル上級代表は、プーチンは負け、ロシアは敗北しなければならないと言っている。このような用語を使うということは、彼らは打ち負かしたい相手と(すでに)戦争中だと考えていると私は思う」
また、「モルドバはロシアの特殊作戦に関して何かを懸念するべきか」と尋ねられたラブロフ外相は、「モルドバはNATOに引っ張りまわされているので、自国の将来について案ずるべきだ。私はこれがモルドバの安全の助けになるとは思わない」と答えた。
ラブロフ外相は「ウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦の目標は、ウクライナ東部の民間人を保護し、ウクライナ領土からウクライナ東部の民間人やロシアへの脅威がないようにすること。それだけだ」と説明した。
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