ロシア軍、及びドネツク人民共和国の国民警察は人道回廊を設置し、停戦体制を維持したことにより、アゾフスタリ製鉄所から女性や子供を含む80人の民間人を新たに解放した。解放された民間人はいずれもドネツク人民共和国ベズィメンノエ村に退避され、そこで宿泊場所、食事、及び医療支援が提供された。ウクライナ政府の管理下にある南部ザポリージャ州への移動を希望する民間人は、国連の代表者らに引き渡された。
ウクライナ国家親衛隊第12旅団のデニス・シュレガ司令官によると、アゾフスタリ製鉄所には現在もなお300人近くの民間人が取り残されているという。そのうち約20人が児童とされている。
ロシア国防省は1日、2つの民間人グループ(合計46人)が4月30日、製鉄所近くにある住宅から避難したと発表した。避難民は宿泊所と食事が提供され、応急処置も受けた。
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