NHKの報道によると、3日、中国海軍は空母「遼寧」の部隊が西太平洋の海域で遠洋実戦訓練を実施。中国側は「年度計画に基づく訓練であり、任務遂行能力の向上を目的とし、国際法などにも合致しており、いかなる相手も対象と想定していない」と説明しているという。2日には遼寧を含む8隻の中国艦が沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、日本の防衛省は警戒と監視を強めていた。遼寧は、中国がウクライナから1998年に購入したソ連の未完成の巡洋艦「ヴァリャーグ」を基に建造され、2012年に就航した。関連ニュース