またプーチン氏は、国際関係ではあらゆる意見のくい違いがあるものの、ロシアは常に平等と不可分な安全保障の構築を支持してきたと述べた。
「昨年12月、我われは安全保障に関する条約の締結を提案した。(しかし)すべて無駄だった!NATO加盟国は我われの話に耳を傾けようとしなかった。そしてこれは実際のところ彼らには全く別の計画があったことを意味している。そして我々はそれを目にした。公然とドンバスでの懲罰作戦、クリミアを含む我われの歴史的な土地への侵攻に向けた準備が進められ、北大西洋条約機構(NATO)ブロックは我われに隣接する地域の活発な軍事的開発を開始した。このようにして我われにとって全く受け入れがたい脅威が生まれた。すべてがネオナチとの衝突は避けられないことを物語っていた」
プーチン氏は「世界大戦の惨禍が繰り返されてはならない」と述べた。
ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領は2022年2月24日の演説で、ロシアは1940年後半から1941年初頭にかけたソビエト連邦指導部の過ちを繰り返すことを「許さない」と述べた。
当時、ソ連は戦争の勃発を未然に防ぐ、または遅らせようとしたが、1941年6月22日の侵略者の攻撃に向けた準備が整っていなかったため、その結果、ソ連は莫大な損失を被った。
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