沖縄の本土復帰50年

日本人の約8割、在日米軍基地の大部分が沖縄にあるのは「おかしい」と回答=NHK世論調査

NHKの世論調査によると、日本人の約8割が在日米軍基地の大部分が沖縄県にあることは「おかしいと思う」としている。その一方で、約7割は「日本の安全にとって、やむをえない」と考えていることが明らかになった。
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沖縄が日本の本土に復帰してから15日で50年となる。NHKはこれに合わせ、今年2月から3月にかけて、全国の18歳以上1800人を対象に郵送法で世論調査を行い、沖縄県に住む812人と、全国の1115人が参加した。
在日米軍の専用施設の約70%が沖縄にあることについて、沖縄の回答者の84%、全国の回答者の79%が「おかしいと思う」または「どちらかといえば、おかしいと思う」と回答した。
沖縄の米軍基地問題
日本 沖縄県の米軍基地負担「不平等」と考える人約80%=共同通信
本土復帰後も沖縄に残っている米軍基地について、「日本の安全にとって、必要だ」と回答したのは沖縄で11%、全国で12%のみ。同じ質問に対し、沖縄で51%、全国で68%が「日本の安全にとって、やむをえない」と回答した。
沖縄が日本の領土を占めるのはたった0.6%だが、米軍施設の74%があり、日本の全米軍の半数以上が駐留している。県によると、沖縄には米軍2万5800人とその家族および米国人が1万9000人住んでいる。
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