先に、実業家のイーロン・マスク氏はトランプ氏のアカウントをツイッター社側がブロックしたことは間違いだったとコメントし、トランプ氏のアカウントを復活させる方針を表明した。
トランプ氏は「この提案には感謝しているが、私はツイッターに戻ることは決してない」と述べた。トランプ氏は、自ら立ち上げたSNS「トゥルース」を利用したいと語った。
同時に、トランプ氏は、マスク氏がツイッター買収に向け用意していると発表された金額が高すぎるとみなしている。トランプ氏は「その金額でツイッターを買収するのは愚か者だけだ。だが、イーロンは愚か者ではない」と指摘。「それに、彼が違法に株を買ったかもしれないのに、どうして取引が成立するんだ?」と発言した。
マスク氏はこれより前、偽アカウントが全体の5%であるというデータ検証を待つ間、ツイッターの買収を一時保留にすると発表。その後、マスク氏は、同氏のチームが、偽アカウントの数を検出するためにランダムに選んだ100のアカウントのチェックを行うことを明かした。
4月25日、ツイッターの経営陣はマスク氏が同社を440億ドル(約5兆6700億円)で買収すると発表した。マスク氏は買収にまつわる説明の中で、ツイッターが世界中で言論の自由のためのプラットフォームになる可能性を信じていると語った。
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