ボレル氏は「我々は対露制裁について協議した。議論を続けていく。今日は決定を下すことができなかった」と話した。
ボレル氏によると、第6パッケージに関する議論はEU大使級で継続される。
EUはウクライナ情勢を背景とした対露制裁第6弾の準備を進めているが、ロシア産石油の禁輸についてはロシア産エネルギーへの依存度が高いハンガリーやスロバキアなどと意見が一致せず難航している。
EUは2027年までに露産天然ガス、石油、石炭への依存から脱却を図っている。5月4日にはEU加盟国は露産石油の禁輸について議論したが、合意に達することができず引き続き交渉が行われている。
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