コンゴでエボラ出血熱が検出 従来型より強い毒性

コンゴ民主共和国でエボラ出血熱による3人の死者が出たことについて、医療組織NPO「国際医療行動のためのアライアンス」のバヴェイエ・マイユム・バルカ支部長はウイルスの危険度がさらに増した恐れがあるとの見解を示している。
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世界保健機関(WHO)アフリカ局はこれより前、赤道州の州都ムバンダカで3人がエボラ出血熱に感染し、3人とも死亡したと発表していた。そのうち最初にウイルスが検出された患者は初期症状が始まったのが4月5日で、その16日後に死亡している。
コンゴ エボラ出血熱の感染者を確認 2022年では初
バルカ支部長は、「ウイルスは増殖率は割合低いが、毒性は非常に高いようだ」と述べている。
バルサ氏によると、3人の患者の初期症状は重度の出血だった。過去2回流行したエボラ出血熱は、初期症状は発熱や倦怠感がほとんどで、出血に至るケースはわずか15%だった。
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