フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官は、前例のない避難民の増加は、ウクライナでの戦闘やエチオピア、ブルキナファソ、ミャンマー、ナイジェリア、アフガニスタン、コンゴでの武力紛争や危機がその原因と指摘している。
「紛争を予防し、迫害を禁止し、罪のない市民が住処を追われる主な原因を取り除くためにこれは警鐘となるべきものだ」
グランディ国連難民高等弁務官は、人道援助とはすでに起きてしまった悲劇の結果を取り除くことしかできない以上、移住せざるを得ない原因を除去する措置に最大の注意を払うべきだと強調した。
スプートニクは先日、軍事紛争のエスカレートによってドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ウクライナからロシアへ逃げ込んだ避難民の数が100万人を超えたと報じている。
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