ウクライナでの露特別軍事作戦

プーチン大統領、和解に真の関心を持つ人なら誰とでもウクライナについて議論する構え=露ラブロフ外相

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は29日、プーチン大統領は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領や他の指導者らと、たとえ彼らのレトリックがあろうと、ウクライナ問題の和解について協議する用意があるとし、重要なことは、現在の欧州の安全保障危機を解決しようという意欲が実際に背後にあるということだと語った。
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ラブロフ氏は、仏テレビ局TF1のインタビューに対し「我々は誰にも押し付けることはない。誰かが我々とコミュニケーションを取りたい場合、プーチン大統領は、電話会談や個人的な面会を求める指導者らを決して断ることはない」と話した。
ラブロフ氏は「マクロン氏がプーチン氏に接触しようと提案を持ちかけたら、この依頼はもちろん支持される。私は保証する」と強調した。
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また、ラブロフ氏は「EUの指導者は例外なく、ロシアの攻撃を公に非難し、かなり好戦的な言葉を使う」と述べた。
ラブロフ氏は、次のように結論づけた。
「この言葉の背後に、欧州の安全保障の分野で現在の危機を引き起こした問題を解決しようという意欲があるならば、我々はいつでも話をする用意がある。マクロン氏はプーチン氏と長年の信頼関係にある。もし、マクロン氏がそのような接触を図ろうと提案すれば、その提案は受け入れられるだろう」
なお、プーチン大統領は28日、マクロン大統領、ドイツのショルツ首相と電話会談を行った。
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