モルドバのテレビ局Pro TV Chisinauの放送内で、サンドゥ氏は「EUからは非殺傷兵器の援助を受けたが、英国の発言を受けて、基本予算でカバーすることができない軍の基本的なニーズは何か、これから国防省と協議する」と話した。
サンドゥ氏は「政府が軍事支援受け入れの可能性を分析する」とし、「(軍事支援)はEUからの可能性もあれば、他国からの可能性もある」と答えた。
また、サンドゥ氏は、モルドバ国軍は十分な武装が必要だとした。「我々には軍隊があるのだから、武器があるべきだ。戦争は望んでいないが、守ってもらわなければならない」と語った。
先に、英国のトラス外相は、テレグラフ紙のインタビューに対し、英国およびその他の北大西洋条約機構(NATO)諸国は、モルドバへの兵器供給の可能性について協議していると明らかにした。この計画が採択されれば、NATO加盟国はモルドバに旧ソ連時代の装備に代わる近代兵器を提供し、それらの使用方法について兵士を訓練することになる。
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