中国軍機30機、台湾の防空識別圏に進入

台湾の国防省は30日、台湾の防空識別圏(ADIZ)に中国軍機30機が進入したと発表した。今年で2番目の規模だという。台湾のニュースサイト「フォーカス台湾」などが伝えている。
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報道によると、今回台湾のADIZに進入したのは中国軍の戦闘機「殲11」や「スホイ35」を含む30の軍用機。台湾空軍はスクランブル発進し、警戒や監視にあたった。
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30機の進入は、1月23日の39機に次ぐ今年2番目の規模。また、産経新聞などによると、直近では5月6日に18機、20日に14機が進入するなど、中国の習近平指導部は連日軍用機を台湾のADIZに進入させて、圧力を強めている。
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