日本政府は1日から入国者数の上限を2万人に引き上げる。
国や地域を「青」「黄」「赤」の3つのグループに分け、もっともリスクが低い「青」に指定された98か国・地域からの入国者には、日本政府が有効と認めるワクチン接種の有無にかかわらず、入国時の検査や待機が免除される。
また日本政府は、今月10日からは添乗員付きのパッケージツアーでの観光客の受け入れも再開する。
これに関連し、岸田首相は5月31日、外国人観光客の受け入れ再開に先立ち、実証事業の結果を踏まえたガイドラインを6月7日に公表することを明かにした。首相官邸で記者団に述べた。
岸田首相は「6月中の新千歳、那覇空港再開に加え、今後も、例えば仙台など、他の地方空港についても、地元自治体と調整した上で、順次、国際線受入再開を進めていく」と表明し、「円安によるメリットを受けられるインバウンド再開は、地域経済にとっても大きな意味があると考える」と強調した。